FSC認証取得のメリットとは?デメリットも解説

SDGsへの取り組みが重要視されるなか、必要資材に認証マークが付与されたものを採用したりする動きが活発化しています。FSC認証は森林保全の認証ですが、その取得にメリットやデメリットはあるのか気になっている方もいるかもしれません。
そこで今回は、FSC認証取得のメリットとともに、デメリットも解説します。

1.FSC認証とは?

FSC認証とは、FSCという国際的な非営利団体「Forest Stewardship Council(森林管理協議会)」が運営する認証です。

SDGsに貢献するFSC認証とは?

2.FSC認証のメリット・デメリット

 

FSC認証を取得した企業がFSC認証原材料を使用し、製品にFSCマークを付与することができます。これにより、消費者と企業にどのようなメリットが生まれるのか、見ていきましょう。また、企業にとってのデメリットとなる課題もご紹介します。

●メリット
【消費者】
消費者は、製品に付与されたFSCマークを目印に商品を選択することができます。
これにより、地球資源の保全に貢献できます。
もしFSCマークがなければ、意図せずに違法伐採や生態系破壊、環境破壊等に加担してしまう可能性もありますが、FSC認証製品を選ぶことで、それを回避することができます。

【企業】
企業にとっても、同様に地球資源の保全に貢献できることで、企業の責任を果たせるほか、消費者にも貢献を促すことができるのが一番のメリットです。
その結果、副次的な効果も得られます。例えば、森林資源の持続可能な活用に注力している企業であることを対外的にアピールすることができます。消費者や投資家の信頼を得られ、取引先との関係深化や、顧客の新規開拓にもつながるでしょう。

●デメリット
【企業】
デメリットとして、FSC認証を取得することによってコストがかかっている分、商品価格を上げなければならない、もしくは消費者ニーズに応えられない可能性がある点が挙げられます。またFSC認証取得のために、必要な素材を手配するために、納期が延びる可能性があります。FSC認証の取得を検討する際には、これらの課題をクリアできるかどうかを検討することが求められます。

3.日本トーカンパッケージの取り組みと環境宣言

日本トーカンパッケージは東罐興業グループの「環境方針」に基づき環境保全活動に取り組んでおり、その一環として、森林に由来する紙を原料とした、段ボール、紙器製品において、FSC認証とCoC認証を全16拠点で2017年3月14日に取得し、更新を続けています。

当社は経営理念の一つに「包装容器事業をコアとし、常に社会のニーズと自然環境に調和した、製品とシステムを創造し生活文化の向上に貢献する。」ことを掲げ、人類が自然と調和して生きられる未来を築く活動に取り組んでいます。

東罐興業グループは、包装容器を通じて生活文化の向上を図るとともに持続可能な地球環境を保全するためバリューチェーンにおける環境課題の継続的改善に取り組み社会に貢献することを基本理念としています。

基本方針として、省エネルギーに努めCO2排出量を削減すること、製品ライフサイクルである資材調達から生産・物流・消費・廃棄/リサイクルの各段階における環境負荷を配慮して商品開発と技術開発に努めること、投入資源の削減や企業活動により発生する排出物の減量化・再資源化に努めること、地球環境保全に関する諸規制を遵守するとともに自主管理基準を設定し環境保全の維持向上に努めること、ステークホルダーとの共生を目指し環境コミュニケーションを行うことを掲げています。

4.まとめ

FSC認証は消費者と企業にとって地球資源の保全に貢献できる有効な手段の一つです。FSCマークが付与されている製品は、世界的に持続可能な社会をつくることが求められている今の時代において、価値のある製品といえるのではないでしょうか。

企業の方は、当社のFSC認証された段ボール製品等を採用することを選択肢の一つにご検討ください。